GoogleフォームQRコード作成【無料】3ステップで紙アンケート廃止!

あなたの工場では、まだ紙のアンケートを使っていませんか?
「工場見学の参加者に感想を聞きたい」「従業員の満足度を調査したい」
そんな時、紙を印刷して、配って、回収して、読みにくい文字を解読しながら一件一件パソコンに打ち込む…。考えただけでも、気が遠くなる作業ですよね。
もし、その面倒な作業がすべて自動化されるとしたら、どうでしょう?
参加者はスマホをサッとかざすだけ。あなたは集計結果がリアルタイムでグラフになるのを眺めるだけ。
まるで魔法のようですが、実はこれ、「Googleフォーム」と「QRコード」を使えば、誰でも・無料で・驚くほど簡単に実現できるんです。
この記事では、PCがちょっと苦手…という方でも絶対につまずかないように、GoogleフォームのQRコードを作成して、面倒なアンケート業務から解放されるまでの全手順を、画像付きで丁寧に解説していきます!
さあ、あなたの会社のDX化、まずはこの小さな一歩から始めてみましょう!
GoogleフォームをQRコード化する3つのメリット
「便利そうだけど、具体的に何がそんなにすごいの?」と思いますよね。GoogleフォームをQRコード化するメリットは、主にこの3つです。これを知るだけで、きっと試してみたくなるはずですよ。
1. 回答がとにかく楽!スマホをかざすだけ
なんといっても最大のメリットは、回答の手軽さです。
紙のアンケートだと、ペンを探して、狭いスペースで書き込んで…と、地味に面倒ですよね。QRコードなら、スマホのカメラをかざすだけ。いつでもどこでも、数秒でアンケートフォームにアクセスできます。この手軽さが、回答率をグッと引き上げてくれるんです。
2. ペーパーレスで経費削減&環境にも優しい
アンケートのたびに大量の紙を印刷し、インクを消費する…。これって、意外とコストがかかっていませんか?
QRコードを使えば、印刷は案内用の紙一枚で十分。大幅なコストカットに繋がります。それに、紙を使わないので環境にも優しい。まさに一石二鳥ですね。
3. 面倒な集計作業がゼロに!自動でグラフ化
[ここに、Googleフォームの回答画面で自動生成された円グラフや棒グラフのスクリーンショット画像]
これが一番の快感ポイントかもしれません。Googleフォームは、集まった回答を自動で集計し、リアルタイムでグラフ化してくれます。
今まで何時間もかかっていたデータ入力と集計作業が、文字通り「ゼロ」になるんです。空いた時間で、もっと大切な仕事に集中したり、新しい改善活動に取り組んだりできますね。
超簡単3ステップ!GoogleフォームのQRコード作成手順
お待たせしました!ここからは、具体的な作成手順を解説します。本当に簡単なので、ぜひ一緒に操作してみてくださいね。
ステップ1:Googleフォームの共有URLを取得する
今回はサンプルとしてGoogleが提供している雛形から「イベント参加者アンケート」を使って説明していきます。

まずは、QRコードにしたいGoogleフォームを開きます。

フォームの編集画面右上にある「公開」ボタンをクリックします。

「公開済みのオプション」というポップアップが開きますので、左下の「回答者へのリンクをコピー」ボタンをクリックします。

左下に「URLを短縮」というチェックボックスがあるのでチェックを入れて「コピー」をクリックします。
長いURLのままでもQRコードは作れますが、短縮することでQRコードのデザインがシンプルになり、読み取りやすさが向上するからです。特別な理由がなければ、短縮しておくのがおすすめです。
ステップ2:無料ツールでQRコードに変換する
次に、コピーしたURLをQRコードに変換します。専用のソフトは必要ありません。無料で使えるWebサイトがたくさんありますよ。
今回は、シンプルで使いやすい「QRコード作成【無料】CMAN」というサイトを例に解説します。

- サイトにアクセスし、「URL用QR」を選択します。
- コピーしておいたGoogleフォームの短縮URLを貼り付けます。
- 何のQRコードか分かるようにタイトルを入れます(任意)
- 「URLチェック&QR作成 実行」ボタンを押します。
たったこれだけ!あっという間にQRコードが生成されます。
ステップ3:QRコードをダウンロードして活用!
最後に、作成されたQRコードを保存して、実際に使ってみましょう。
- 生成されたQRコードの下にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。
- 画像ファイル(PNG形式など)として、お使いのパソコンに保存されます。


「ダウンロード」ボタンを押したらダウンロードされます。

あとは、この画像ファイルをWordや案内のチラシに貼り付け、「イベント参加者アンケートにご協力ください」といった案内文を添えて印刷すれば完成です!
【PCが苦手でも安心】Geminiに聞きながらやってみよう!
「手順は分かったけど、途中で分からなくなったらどうしよう…」 そんな時こそ、AIアシスタントGeminiの出番です!
操作に困ったら、遠慮なくGeminiに質問してみましょう。まるで詳しい同僚に聞くように、自然な言葉で質問するだけでOKです。
▼ Geminiへの質問例(操作方法が分からない時)
GoogleフォームのURLから、無料でQRコードを作る方法を、初心者の私でも分かるようにステップバイステップで教えてください。
▼ Geminiへの依頼例(案内文作成)
工場の従業員向けに、匿名の意見箱として使うGoogleフォームのQRコードを作りました。社内に掲示するポスターに載せる、協力を促すための親しみやすい案内文を3パターン考えてください。
このように、Geminiをパートナーにすれば、操作に迷うことなく、さらに効果的な活用ができます。AIをどんどん頼って、楽しく作業を進めていきましょう!
町工場ですぐに使える!QRコード活用アイデア7選
QRコードの作り方が分かったところで、あなたの工場ではどんなことに使えそうか、具体的なアイデアを7つご紹介します!
- 工場見学・来客者アンケート → 受付や休憩スペースに掲示。見学直後の新鮮な感想を集められます。
- 従業員満足度調査 → 休憩室や食堂に掲示。匿名フォームにすれば、普段は言えない本音も集まりやすいです。
- 安全衛生に関するヒヤリハット報告 → 現場の各所に掲示。「危ない!」と感じた瞬間にスマホからすぐ報告できます。
- 社内研修の出欠確認・理解度テスト → 研修の最初に読み取ってもらえば出欠確認が完了。最後に小テストを実施して理解度を測ることもできます。
- 備品や工具の利用申請・予約フォーム → 備品棚にQRコードを貼っておけば、誰がいつ使っているのか簡単に管理できます。
- 求人応募フォーム → 求人チラシやハローワークの掲示物に印刷。応募のハードルが下がり、応募者数アップに繋がる可能性があります。
- 製品の満足度調査 → 製品の梱包箱や説明書にQRコードを印刷。お客様の声を直接集める貴重な機会になります。
最後に注意!QRコード運用のための2つのポイント
とても便利なQRコードですが、運用で失敗しないために、最後に2つのポイントだけ押さえておきましょう。
必ず自分で読み取りテストをする
印刷して掲示する前に、必ずご自身のスマートフォンで正しくGoogleフォームにアクセスできるかテストしてください。リンクが間違っていたら、せっかくのQRコードが無駄になってしまいます。
何のQRコードか、ちゃんと説明を書く
ただQRコードが貼ってあるだけでは、誰も読み取ってくれません。「アンケートにご協力ください」「備品予約はこちらから」など、何のためのQRコードなのか、一目で分かる説明を必ず添えましょう。
まとめ:小さなQRコードが、大きな余裕を生み出す

今回は、Googleフォームを使ってQRコードを作成し、面倒なアンケート業務を自動化する方法をご紹介しました。
手順を振り返ってみましょう。
- Googleフォームで「公開」→「リンクをコピー」→「URLを短縮」してコピー
- 無料のQRコード作成サイトにURLを貼り付けて作成
- ダウンロードして、案内文と一緒に印刷・掲示
たったこれだけです。 今まで何時間もかかっていた作業が、これからは自動で片付いていきます。そうして生まれた「時間の余裕」は、あなたの工場にとって何よりの財産になるはずです。
「DX」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、こんな風に日々のちょっとした面倒を一つずつ解決していくことが、DXの確かな第一歩です。
さあ、まずは一番身近なアンケートから、QRコード化を試してみませんか?あなたの小さな挑戦が、会社の未来を大きく変えるかもしれませんよ。